2015-11-17

孤独死の現状

一人暮らし老人

東京23区内の自宅で死亡した65歳以上の一人暮らしの人の数は、平成14年1364人、平成20年2211人でした。6年間でおよそ1.6倍に増えています。★内閣府「2011年版 高齢社会白書」による

これらがすべて孤独死とは言えませんが、お年寄りの孤独死は全体的に増えていると推測できます。

実は、静岡県にはこのような統計は未だ無いようです。
しかし、静岡県の平成22年の65 歳以上の一人暮らしは、10 万 6,279 世帯で、平成 17 年と比べ 2 万 3,563 世帯(28.5%)増加している。(平成22年国勢調査より) つまり東京都と同様に孤独死が増加していると推測できるのです。

孤独死は、地域の人間関係が希薄になっていたり、分断されている場合に発生しやすいです。静岡県も例外ではないでしょう。気候が穏やかで住みやすい静岡でも孤独死という現実は回避できないのです。

孤独死が発生しやすい生活様式というのもがあります。とするならば、孤独死の予防もそれらの特徴をもつ高齢者を重点的にケアすれば良いわけです。具体的には以下のような特徴があります。

  1. 高齢者(とくに男性)
  2. 独身者(配偶者との死別を含む)
  3. 親族がいないか、いても近くに住んでいない
  4. 定年退職または失業により職業を持たない
  5. 慢性疾患を持つ
  6. アパートなどの賃貸住宅(隣家に無関心)

高齢の親であっても、子供夫婦が住んでいる決して広くない賃貸住宅に同居するのを躊躇するのは自然です。当然、独居を選ぶ高齢者は少なくなく、上に挙げたような状況に陥る人はかなりの数に上ると考えられます。これを防ぐのは難しいですが、上記の特徴をもつ高齢者として自身の親をケアすることを怠らなければ孤独死を防ぐことは可能でしょう。

特に男性は女性の2倍以上の高率で孤独死しやすい傾向があります。これは一般的に、男性が女性のように日常的な近所付き合いを築くのが得意ではないことが関係していると考えられています。男性は職場では潤沢な人間関係を持ってますが、退職後は地域コミュニティになかなか馴染めずに、発見されにくく手遅れとなりやすいからかもしれません。

手遅れになる前に発見して孤独死を防ぐためには、一人暮らしの高齢者の安否確認が大切です。下記のような方法で高齢者を見守る仕組みを作ることが大事です。

  1. ガスや電気、水道などの使用状況から、その家庭の生活状況を見守る
  2. 人感センサーで人の動きを検知し、家の中で活動しているかどうかを見守る
  3. 携帯電話やICタグの位置情報で、今どこにいるかを見守る
  4. 新聞や牛乳配達のタイミングで安否確認をする
  5. スタッフが電話をかけて安否確認をする

このほかにも方法があるかもしれません。まずはあなたが、あなたのご両親を孤独死の危険から守る決意をして行動しましょう。

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